オーストラリア国立海洋博物館について


当館は、オーストラリアの海にまつわる博物館です。この博物館は、私たちの身の回りにある海や河川、そして湖と私たちの関係を探求し、私たち皆を結びつける豊かな海の遺産について、より深く知ることができる場所です。


オーストラリアは島国です。オーストラリア人は常に、自分たちを取り囲む海に魅了されてきました。海は、その刻々と変化する潮流と共に、いつの時代も私たちのものがたりにおいて重要な位置と意味を占め、私たちのアイデンティティーを形成してきました。当館は、こうしたものがたりを共有することで、海がどのように私たちの世界を形成し、今もなお私たちの姿を変貌させ続けているのかについて、好奇心や会話を促すことになるよう望んでいます。当館の目的は、海とのつながりについて人々に驚きと興奮をもたらすことを通して、私たち皆が海をより尊重するようになることです。

セルフガイド・ハイライトツアー


所要時間


当館では、館内のセルフガイド・ツアーのおすすめルートを複数ご用意しています。


30分ツアー
60分ツアー
90分ツアー


30分ツアー:Shaped by the Sea[海にかたちづくられて]の展示をご覧になり、船舶エリアを歩いて各船舶について学んでみるのをおすすめします。駆逐艦か潜水艦、あるいは大型帆船からどれか1隻を選んで、乗船してみてください。その後、当館の展示Shaped by the Seaをご覧ください。

60分ツアー:Shaped by the Sea[海にかたちづくられて]の展示をご覧になり、当館所蔵の潜水艦HMAS* オンスローと、大型帆船HMB#エンデバーをご見学ください。(*HMAS:オーストラリア海軍籍の軍艦であることを示す、Her/His Majesty’s Australian Shipの略。#HMB:英国籍のバーク型帆船であることを示す、Her/His Majesty’s Barqueの略。)

90分ツアー:潜水艦HMASオンスロー、駆逐艦HMASヴァンパイア、大型帆船HMBエンデバー、帆船ダウフケンを含む、すべての船舶(小型船から大型船まで)をご見学ください。当館の展示Shaped by the Sea[海にかたちづくられて]をご覧になり、その後は館内の他のギャラリーエリアや展示を散策してみてください。また、ご来館日に公開されている他の船舶に乗船してみるのも良いでしょう。


当館のすべての船舶や展示では、内部での写真撮影が許可されていますので、写真はご自由にお撮りください。


なお、当館の潜水艦HMASオンスロー内部の見学は、自由に身動きを取ることができ、密閉された狭い空間にも耐えられる方にのみ適しています。移動や身動きに懸念がある方には、駆逐艦HMASヴァンパイアの見学をおすすめしています。

 

ハイライトツアー

 

ストップ1:この土地の先住民部族の承認と尊重 30分、60分、90分ツアー)

 

  • オーストラリアは、数万年にわたりこの大陸で暮らしてきた数多くの先住民アボリジニの部族の土地です。

  • オーストラリア国立海洋博物館は、Eora[エオラ]の民であるGadigal[ガディガル]族の方たちを、私たちが働くこのbamal(大地)とbadu(水)を古来から守ってきた者として承認し、尊重します。

  • また、当館はオーストラリア全土の大地と水を古来から守ってきた方たちの存在を認め、彼らとその文化、そして過去から現在に至るまでの長老の方たちに敬意を表します。

 

 

 

ストップ2:Shaped by the Sea - 入口エリア

 

 

  • Shaped by the Sea[海にかたちづくられて]は、オーストラリア国立海洋博物館がお届けする、大規模展示です。この展示ではこの島大陸とその海岸線、その河川、そしてそこに住む様々な部族たちのものがたりが語られています。
  • Shaped by the Seaには、オーストラリアを囲む沿岸の海の海面上昇を描いた太古のものがたりが含まれています。こうした先住民アボリジニの視点は、最後の氷河期が終わった後の沿岸部浸水や海面上昇についての科学的な説明を伴いながら、共有されています。同展示ではこのように、異なる2つの知の体系が、太古のオーストラリアの1つのものがたりを通して織り上げられています。
  • この展示のデザインは、海は生き物であるという考えからインスピレーションを得たアプローチを採用しています。ギャラリーは、水の動きを模していますー 大地と海と空をつなぐ壮大な旅の中で、水の流れや渦潮を感じてお楽しみください。
  • Shaped by the Seaは、私たちの過去を知るための様々な手段の存在を認め、包含しています。この展示では、社会的・精神的なつながりが海や河川に浸透し伝承されていく、生きた文化知識の存在を取り入れていくことの重要性が強調されています。このような視点から得られるこの世界についての理解は、科学や考古学、歴史などのみを通して得られる知識を、さらに豊かにしてくれます。
  •  この展示は、幾世代にもわたり私たちの海や河川と共に生活し、それらを守り、維持してきたオーストラリアの先住民族たちの間で受け継がれてきた知識や、彼らの習慣を参考にしています。また、それと同等に、同展示は先住民のもの以外の伝統も、河川や水との深いつながりを促進させることを認めています。
  • Shaped by the Seaは、オーストラリア人だけでなく、すべての人々に向けて、これらの自然や文化との接点を呼び覚まし、その存在を認識させてくれます。

 

 

 

 ストップ3:Shaped by the Sea- 海とDhaŋaŋ Dhukarr

 

 

これは、地図と海図の作成、そして海岸線や水路と先住民アボリジニのことばで「Sea Country[海国]」と呼ばれる、オーストラリア全土の海や動植物、気候、潮流をはじめとした海岸線の周辺環境を理解することについてのものがたりです。

  • これまでいかにして多くの者たちが、私たちのこの国の海岸線や河川を地図・海図に記してきたのかについて、様々な視点からのものがたりに聴き入りましょう。ここでは、1700年代のヨーロッパ人による地図作成法を、Yorta Yorta[ヨルタヨルタ]族の文化指導者たちが作製したポッサム皮のマントに記された河川図と比べてみることができます。
  • 貝殻を使った釣り針の作り方の展示をはじめとして、海や河川の恵みがいかにして数千年にわたり採取されてきたのかを見ることができます。

 

 

Dhaŋaŋ Dhukarr- 「いくつもの道」

  •  展示の中心的な要素は、オーストラリア北部準州内の先住民アボリジニ居住区であるアーネムランドの北東部に拠点を置くMulkaプロジェクトによる、Dhaŋaŋ Dhukarr-「いくつもの道」の意-です。同地は、Yolŋu[ヨルング]族が伝統的に故郷としてきた土地です
  • 大地と海と空は、ヨルング・Dhuwaya[デュワル]のことばでDhaŋaŋ Dhukarr(いくつもの道)と呼ばれる中心にある空間で、ひとつになります。ここでの体験は、この展示の中で取り扱われている知識の多くが書物に記されたものでも、時系列に沿って描かれたものでもないことを実体験的に示しています。
  • アボリジニの部族たちが持つオーストラリアの環境の歴史に関する知識は、歌やパフォーマンス、そして象徴的なモチーフなどのかたちで保存されています。ここではそうした知識が、アボリジニ・コミュニティの方たちが自らのものがたりを今日の鑑賞者・来館者に向けて提示しようと選んだかたちで共有されており、私たちが先住民たちの知識を正しく認識・享受できるよう後押ししてくれています。
  •  ヨルングの世界における大地と海と空は、人間を含むこの世界のすべてが2つのどちらかに属するとする「半族」の考え方の2族であるYirritja[イリチャ]およびDhuwa[ドゥワ]の歌の様々な詞で表現されています。Mulkaプロジェクトによる作品では、イリチャとドゥワがそれぞれ表す地・水・空の要素が、年長の伝統文化アーティストとヨルングのデジタル・アーティストの共同制作により描かれています。
  • Mulka Projectが制作したこの強烈な印象を残すインスタレーション作品は、太古のオーストラリアをループ形式で表しています。Mulka Project自身のことばを借りれば、Dhaŋaŋ Dhukarr[いくつもの道]は、作品が表現している複数の部族集団を、そしてループを通して歌われている詞が描く旅を、象徴するものなのです。

 

 

 

ストップ4:Shaped by the Sea - 大地

 

 

大地

  • 今日、オーストラリア人の多くは、先住民アボリジニの人々が「Country[カントリー]」について語るときに何を指しているかを理解しています。カントリーとは、ただ土地や大地のみを指しているわけではないのです。カントリーとは、その場所・その土地に住む人々をかたちづくり、また、その人々によりかたちづくられる生命体であるという認識と感覚なのです。
  • オーストラリア大陸の外観についての現代の私たちの理解は、多くのアボリジニおよびトレス海峡諸島民の部族の先祖たちが過去にどのようにオーストラリア大陸を見てきたのかと、大きく異なります。
  • かつて湿地であった場所がいまでは乾いた砂漠になり、山の頂は島になりました。かつては何世代にもわたり恵みをもたらし家族を存続させてきた、どこまでも続く海岸線は、いまでは海のはるか深くに沈んでいます。
  • この展示の「大地」を巡る旅は、科学者たちが数千年単位の海面の変化を解明しようとサンプルを採取してきた珊瑚礁へと、私たちを導いていきます。
  • その同じ場所で、私たちはクイーンズランド州北部のYidinji[イディンジ]族のダンサーたちが演じるものがたりから、彼らの祖先が、最後の氷河期後に海面が上昇する以前に現在グレート・バリア・リーフが息づく場所をどのように歩いていたのかを学びます。

 

 

 

ストップ5:Shaped by the Sea - 空

 

 

  • ここで語られるのは、航海技術のものがたり。
  • 空からの眺めは、それがアボリジニ・アートでも、衛星画像でも、私たちのこの国の海岸線が壁などではないことをあらためて実感させてくれます。 海岸線は、大地が海の下に潜っても広がり続け、海と大地が常に交わり合っていることを示しています。ここで見られるのは、太古の昔の奥深くにある真実であり、どんな文化背景を持っていようと、私たち皆が共有できるものです。
  • このギャラリーは、私たちが時空の中で、空にうかぶものたちを頼りにどのようにしてここまでたどり着いたのかを考えるよう、問いかけて来ます。
  • Ilma[イルマ]には、Bardi[バルディ]族が演じる儀式と、彼らのものがたりや歌、そして掟を教え伝える際に使われる手持ちの器物という2つの意味があります。Ilmaは航海機器と道案内、そして旅の知識を描いたものだとイメージしてもらうのが良いかもしれません。Ilmaはまるで衛星が大陸をまたぐ軌道で周回するように古来から受け継がれてきたものであると同時に、モダンな機器としても機能しています。
  • Zenadth Kes(トレス海峡諸島)のジュゴン狩りたちは、獲物を見つけて狩り立てるのに月と星を使いますし、現代の技術である人工衛星は、安全な航海に役立てられています。
  • Zenadth Kes(トレス海峡諸島)系アーティストであるAlick Tipotiによる作品で、Kisay Dhangal(DhangalはKala Lagaw Yaの言語でジュゴンの意)と呼ばれるブロンズ彫刻に、驚嘆を感じてください。伝統的なモチーフと真珠貝があしらわれたKisay Dhangalは、Dhangalの一生とライフサイクル、そして食事パターンを反映した作品です。

 

 

  

 ストップ6:Shaped by the Sea - PDLC(ピーター・ドイル 学習センター)から最寄りの入口パネル

 

 

  • Shaped by the Sea[海にかたちづくられて]は、オーストラリア国立海洋博物館がお届けする、新しい大規模展示です。この展示ではこの島大陸とその海岸線、その河川、そしてそこに住む様々な部族たちのものがたりが語られています。
  • Shaped by the Seaには、オーストラリアを囲む沿岸の海の海面上昇を描いた太古のものがたりが含まれています。こうした先住民アボリジニの視点は、最後の氷河期が終わった後の沿岸部浸水や海面上昇についての科学的な説明を伴いながら、共有されています。同展示ではこのように、異なる2つの知の体系が、太古のオーストラリアの1つのものがたりを通して織り上げられています。
  • この展示のデザインは、海は生き物であるという考えからインスピレーションを得たアプローチを採用しています。ギャラリーは、水の動きを模していますー 大地と海と空をつなぐ壮大な旅の中で、水の流れや渦潮を感じてお楽しみください。
  • Shaped by the Seaは、オーストラリア人だけでなく、すべての人々に向けて、これらの自然や文化との接点を呼び覚まし、その存在を認識させてくれます
 
 ストップ7:船舶(30分、60分、90分ツアー)
• 当館が展示する歴史的な船舶のうち、ご来館日に公開されているものはどれでもご乗船いただけますので、ぜひご見学ください。
 
ストップ8:アクション・ステーションズ(30分、60分、90分ツアー)

• アクション・ステーションズは、関心が尽きることのない王立オーストラリア海軍(Royal Australian Navy:RAN)の歴史を楽しみながら体験できる展示エリアです。
• 潜水艦・駆逐艦共に、乗船する前にアクション・ステーションズを通過しなければいけない経路になっています。60分ツアーまたは90分ツアーで見学する方は、没入型の体験映画(この作品も「アクション・ステーションズ**」というタイトルです)を鑑賞するのがおすすめです。(**Action Stationsは「戦闘配置」の意。)
• これまで見られなかったようなかたちで海軍の内側に迫る没入体験型の冒険を通して、危険とドラマに溢れる洋上での海軍の日常を味わってみましょう。
• この展示は、当館が所蔵し人々からも愛されている元オーストラリア海軍籍の船舶、HMAS ヴァンパイア(ダーリング級駆逐艦)と、HMAS オンスロー (オベロン級潜水艦)に再び息吹を与えるものです。「HMAS」は、「Her Majesty’s Australian Ship[女王陛下のオーストラリア海軍船]」の略です。
 
ストップ9:駆逐艦 - HMASヴァンパイア(30分、60分、90分ツアー)
HMASヴァンパイアはオーストラリアの博物館に展示されている船舶としては最大のものであり、オーストラリア最後の大型攻撃艦です。3基の独立した砲塔に4.5インチ砲を6門搭載しています。ヴァンパイアは外洋における哨戒・護衛任務用の高速タイプの戦艦として分類される、駆逐艦です。
ヴァンパイアをはじめとするダーリング級の軍艦は、オーストラリアで建造されたものとしては最大の駆逐艦でした。ダーリング級の強固でありながら軽量な構造は、高速性と最大限の火力(武器装備)の両立を実現しました。なお、後に登場した駆逐艦では、主な装備としてミサイルが使用されるようになりました。
その火力にもかかわらず、ヴァンパイアの任務は、1960年代にベトナム戦争に兵士を護衛したときも含めて、平和なものでした。ヴァンパイアは、1977年に英国エリザベス女王の即位25年を記念したオーストラリア訪問期間中に、RAN(王立オーストラリア海軍)にによるHMYブリタニア(ロイヤルヨット・ブリタニア号)護衛の任務に就き、わずかな間とはいえ王室に直接仕える栄誉にもあずかりました。
 
ストップ10:潜水艦 - HMASオンスロー(30分、60分、90分ツアー)
HMASオンスローに乗り込んで、水中戦の知られざる世界に踏み込んでみましょう。
当館が展示するこの潜水艦は1969年に就役し、1999年に当館にやって来る数週間前に退役しました。オンスローは現在でも現役時に近い状態で保存されていますので、乗船見学の際には潜航警報にご注意ください!
オンスローは、オベロン級の他の5隻の潜水艦と共に、オーストラリア海軍に他国から侮りがたい強力な水中戦力をもたらしました。同海軍の潜水艦隊は、「強度、静粛性、奇襲性」をモットーとしています。
このモットーにより、つぎのようなオンスローの特性の多くが説明できます:
• 特殊部隊が潜水艦から出て秘密作戦を実行するための、ダイビング・チャンバー
• おもりが付けられたごみ袋の入ったごみ放出装置。放出されたごみ袋は海底まで沈み、くずが浮上して潜水艦の位置が特定されることがないようになっています。
• すべての機器への防音処理。このため、オベロン級の潜水艦はこれまでに建造された潜水艦のなかでも有数の静粛性を誇っています。
オンスローは世界16周相当を上回る距離を航行しており、30年にわたり、人知れずオーストラリアのために功績を残してきました。
 
ストップ11:帆船 - ダウフケン(90分ツアー)
この小型船は、400年以上も前にヨーロッパからアジアまで航海した船のレプリカです!
このカラフルな帆船は、オランダ語で「小さな鳩」を意味する「Duyfken[ダウフケン]」と名付けられています。1601年にオランダからインドネシアまで航海した船の、レプリカです。もとの船は、1606年にオーストラリア北部にもやって来ていました。
このような船はかつて、アジアとヨーロッパを結ぶ海上輸送の架け橋でした。1600年から1900年にかけて、オランダはインド、インドネシア、中国、日本、朝鮮半島に貿易網を確立していました。ダウフケンのような、揺れの激しい小型船でのはるか遠方までの航海の様子を想像してみてください!
ダウフケンに乗船して、つぎのような場所や特徴を見てみましょう:
• 船尾にあるとても小さな船長室 ― ここが船内で唯一、プライバシーが保てる場所でした
• 後の船舶に採用されることとなる操舵輪の代わりに、操縦に使われていた棒、別名「ホイップスタッフ(舵棒)」
• 今から400年前にインドネシア海域でポルトガル船と戦った際に使用されたものと同様の大砲
当館のレプリカ船ダウフケンは、西オーストラリア州フリーマントルで建造されました。このレプリカ船は、2000年以降インドネシア、パプアニューギニア、オランダのほか、オーストラリア各地への航海を果たしてきました。
 
ストップ12:大型帆船 - HMBエンデバー(30分、60分、90分ツアー)
オーストラリアで建造されたジェームズ・クックのHMBエンデバーのレプリカは、世界有数の正確な再現性を誇るレプリカ船です。
• 船内に入ると、ジェームズ・クック船長とそのクルーは航海途中で、どこかに上陸して出払っているのかと錯覚してしまうかもしれません。テーブルはきちんとセットされ、服も掛けられ、猫はすやすや眠っています。.
• この美しく建造された船は、歴史上もっとも偉大な海洋冒険のひとつであるクック船長の1768~71年にわたる壮大な世界周航における船乗りの生活を垣間見せてくれます。マストには28枚の帆が張られ、帆布の総面積は約10,000平方フィート(930㎡)にもなります。そして当館のエンデバーは、今でも頻繁に海に出ています!
• 下部の調理室には、1768年当時は最先端設備だったファイヤーハースと呼ばれる巨大な調理窯があります。後方にあるグレート・キャビンはクック船長の執務室であり、食事場所でもありました。クック船長はこの部屋を、有名な植物学者であるジョセフ・バンクスと共有しました。
• エンデバーのレプリカは1988年に起工され、5年後に進水しました。以来、エンデバーは長期航海により多くの海里(距離)を航行し、3回のオーストラリア周航のほか、ヨーロッパやアメリカなど海外の港への航海も果たしてきました。
• 2022年には、当館の海洋考古学者が、米国ロードアイランド州ニューポート港の海底にある沈没船こそが、初代エンデバーであると特定しました。